漢方おもしろ話

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魔女の黒焼き「王不留行散」

まるで魔女のようなことをやっています。

初めにお断りしておきますが、これは売り物ではございませんのでご了承ください。

漢方の中に変わった処方がいくつかあります。その中でもとても手間がかかり作りにくく、一人ではなかなか出来ない処方を、千葉のペンションで2日間かけて師匠や先輩たちと作ってきた記録です。

まるで魔女のよう。

ペンションの方たちにもなんだか変な宗教じゃないの?なんて怪しまれてしまいました。

「病金そう、王不留行散主之」
「王不留行八月八日、そくず細葉七月七日、桑東南根白皮三月三日、甘草、山椒、黄ごん、乾姜、芍薬、厚朴」

読み
「やまいきんそう、おうふるぎょうさんこれをつかさどる」

王不留行、そくず細葉、桑東南根白皮は、それぞれ旧暦の決まった日に採らなければいけません。そして、この三種類を黒焼きにします。その後、すりつぶして散にして他の薬味と混ぜます。桑の根も東南の方に向かって伸びている根の皮だけなので、桑の畑の方に交渉して掘らせて頂きます。

効用は金属などによる傷、小さい傷はこの散をふりかけなさい、大きい傷は一回一さじ飲みなさい、お産の後で傷で苦しむ時は飲んでも良いですよ。と書かれています。要するに昔で言えば刀傷、現代で言えば切り傷、手術後の回復、他はお産の後のどこでも傷の治りが悪い時に使います。手術の後は傷の治りがさすがに早いみたいですね。自分も何度か飲みました。

これが出来上がりの王不留行散です。
次のページに製作過程の写真を載せました。どうぞご覧ください。


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