医王堂通信
としろぐ

地震・災害の対策はしていますか?

2009.10.10

9月30日 サモアとスマトラ島で大地震と津波がおき大勢の尊い命が失われました。
日本では、阪神淡路大震災、新潟中越地震が記憶に新しいです。
先日、私が担当の災害拠点校である青葉台中学校にて青葉区薬剤師会、医師会、歯科医師会、自治会の合同で防災訓練が行われました。災害に備えて私も自宅では準備をしていたつもりですが、実際に防災訓練を行ってみると知らないことが多く、しかも足らないものが多い事に気がつきました。
医師や薬剤師は、災害時にボランティアを担当する災害拠点の学校が決まっていて、お薬や医療器具を用意しています。しかし災害時には救急車もなかなか来られないようです。その時に必要なことは自己防衛です。用意しておいたら助かるものを下に書きました。参考にしてください。
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慢性疾患のお薬、2週間分くらい(少し余裕を持ってお医者にかかり用意しておく)
消毒薬=オードムーゲが色々な事に使えて便利です。消毒、殺菌、お風呂に入れないときのからだふきなど。
キズ薬・風邪薬・便秘薬・下痢止め・解熱鎮痛薬など、いつも使い慣れたお薬
保険証のコピー・お薬手帳のコピー(緊急の治療時に必要)・かかりつけ医の連絡先
入れ歯(修理可能、捨てないように)
歯ブラシ、うがい薬(口腔ケアで感染予防)
マスク・目薬・ウェットティッシュ(建物を壊すためひどいホコリが立つそうです)
水(飲み水だけでなく、消毒洗浄にも必要)
賞味期限が長くすぐに食べられるもの(クッキー・ようかん・パンの缶詰など)
サランラップ(色々な物を保存したり捨てたり)・ライター・ローソク・ガムテープ・電池・ホカロン(冬用)
バンドエイド・毛抜き・ハサミ・包帯
他にもいろいろあると思いますが、ご自分で災害時をイメージしてアレンジしてください。