医王堂通信
としろぐ

歯周病に注意。大事な歯のメンテナンスをしましょう。

2013.12.16

歯周病は歯だけの問題では無くなってきます
全身のさまざまな病気に影響を及ぼします
肺炎・・飲み込む力が衰えると、飲食物や唾液と共に歯周病が気管に入り込み、肺炎を起こすことがあります。
糖尿病・・糖尿病の人は免疫力が落ち、歯周病が悪化します。歯周病の炎症によって出る物質も、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くして糖尿病を悪化させると言われています。
がん治療・・歯周病があると、がん治療の際に口内炎が重症化したり、手術後肺炎を起こす原因となることがあります。
心筋梗塞・・歯周病菌が動脈硬化から血栓をつくり、狭心症や心筋梗塞などの心臓病のリスクを高めることがあります。
肥満・・肥満の人は、歯周病にかかりやすく、お腹の脂肪から出る物質が、歯周病を悪化させることがあります。
低体重児・早産・・妊娠中に歯周病が悪化すると、歯周病の炎症によって出る物質が子宮へ影響を及ぼし、低体重児出産や早産を招く可能性があると言われています。
動脈硬化・・歯周病が血管を傷つけ、コレステロールを取り込み、動脈硬化を起こすと考えられています。
(横浜市歯科医師会協力の横浜市健康福祉局保健事業課のチラシより抜粋させて頂きました。)
歯のケアは重要です。大切なご自分の歯ですから、メンテナンスはちゃんとしましょう。信頼できる歯科医師を探してくださいね。歯のケアは全身へ影響します。
歯周病は歯ぐきや歯周病菌のことだけでなく、口内の環境も影響します。例えばストレスが過多の時、自律神経が不安定な時には人間は緊張し、唾液が減り口が渇きます。ドライマウスと言われる状態は日常でもあることです。結果的に唾液が減ると雑菌が増えやすくなる環境になります。
このように漢方薬でも歯周病に効果が得られる処方もいろいろとございますので、お困りの時はご相談ください。
歯ぐきがしっかりとし、歯周病にも負けないおススメの歯磨き粉もございます。