医王堂通信
としろぐ

どんな事にも必要な事

2004.11.11

継続は力なり

だれでも立派な心がけをもつことがある。
一時の感激でふるいたつこともある。
でも、それを長く続ける人は少ない。
偉大な業績の陰には並々ならぬ努力があり、
輝かしい成果のうらには苦しい忍耐がある。
忍耐ができるなら、あなたにも輝かしい成果があるはずだ。
人の能力にはそれほど差があるものではない。
だから成るか成らぬかは、
その努力と忍耐を続けるかどうかにある。

この言葉は大事

この言葉は、なにも仕事の事だけではなく病気を治すことと一緒だと考えています。
病気は西洋医学的に考えると、ウイルスやバイ菌、他の要因で病気になってしまった、(感染や遺伝による)と考えることが多いため、どうしてもウイルスや他の要因を排除しようと考えるわけです。
「今の状況はウイルスやバイ菌がいるから殺してしまおう」とか、「からだのこの部分の酵素やホルモンが不足、または増加しているから、薬で増やしたり減らしたりすれば良くなるだろう」
当然それでよくなる方も大勢いらっしゃいますが、
根本的にからだの弱い方やエネルギーの少ない方は、
逆に弱ってしまったりする事があります。
ただ人間のからだはとても複雑なので、例えばホルモンや体内の物質が不足しているために病気になっている事がわかっても、なぜ不足しているのか?はあまりわかっていないような気がします。
例えば検査で数値が悪くなくても調子の悪い方は、たくさんいらっしゃいます。
血圧が標準と比べて高めなので危険だからといって、血圧降下剤を飲んで血圧が下がりはしたが、逆に元気がなくなっている方もお見かけします。
血圧が高いのも人間の反応で、何かのお知らせではないでしょうか?
当然、危険な場合は西洋薬を使って下げるべきですが、たとえばお薬を使う前に体重や、食生活などの日常の生活をできる範囲で改善すれば、少しでも健康な方が増えるはずですし、ましてやお薬を服まなくてもよい方も増えるのではないでしょうか?
そこではじめて、どのようなお薬を使うかという段階になると思います。
ほとんどの病気は自分の弱点と、自分の生活習慣、あとは人間関係からきているのではないでしょうか?
自然薬、漢方薬はあくまでもからだのバランスをとるだけの杖の役目で、
治すのは治そうと思う気持と御自分のからだの力です。
からだの弱い方は自分だけなんでこんなに調子が悪くて不幸なんだろうと誰でも考えがちですが、弱い方はやはり弱い方の気持がわかるため、とても優しい方が多いように思います。
からだの弱い方の気持はお金では買えません。
自分もからだが弱いので良い経験ができました。
漢方薬などの効き目がとてもよくわかりますし,勉強になっています。
良い意味でも悪い意味でも、からだが弱いという事はやはりその人の性格や体質の一つかもしれませんね。
それと笑う事はとってもいいお薬になりますよ。自分にも。他人にも。