医王堂通信
としろぐ

暑気払いのお茶を作りました。「枇杷の葉&薄荷のお茶」

2020.7.6

「枇杷の葉&薄荷のお茶」
暑気払いのお茶を作りました。

江戸時代の京都,東京,大阪では,”びわ葉湯売り”が都大路を売り歩いたといわれ,さらに東海道の宿場では旅人の咽喉の渇きを癒し,また霍乱(暑気あたりによる吐き下し)の予防にふるまわれていたといいます。

「枇杷の葉」は枇杷の葉療法で古くから有名ですが、皮膚炎やあせもに煎湯で洗うことをも含め,民間薬としてもかなり広く利用されていたようです。「薄荷の葉」は胃薬にも含まれるように胃腸をスッキリさせる働きある植物です。

枇杷の葉をもみ、裏の毛を取り除き、土鍋で焙煎し細かく砕き、清涼感のある薄荷をブレンド致しました。今年の夏はマスクのせいもあり、熱中症や夏バテに注意と言われておりますので、ぜひ暑気払い、暑さの対策のお茶としてお飲みください。

す~っとスッキリする涼しげな味のお茶です。

柿の葉もビタミンCが多く含まれ、夏のお茶の代表です。こちらも当店で自家焙煎しております。

今年も異常気象が続いておりますが、さらに新型コロナの影響で、ストレス発散もできず精神的にもクタクタで、体調不良の相談がございますが、そのなかでも熱中症のような症状も増えてきています。ご注意ください。