医王堂通信
としろぐ
カサカサがコツ
2007.1.5
痒いところをは掻いてはダメなんて野暮な事は申しません。周りの人からいつも言われているでしょう。掻くのが止められたら、掻かないで済むなら、掻くからだから悪化するんだ。。。それが我慢できたら今頃こんな病気で困ってはいないでしょう。
しかし痒みはからだの反応なのです。ある程度は仕方がないでしょう。
掻くときに大事なことがあります。それは必ず手を洗う事。汚い手で掻くと、ばい菌、雑菌を傷口にゴシゴシ刷り込んでいるようになります。
それと強く爪を立ててガリガリ掻くのは気をつけましょうね。皮膚という外からの防御壁が、痒いところはほとんど無いのに、そこをむやみに掻き壊すと深く皮膚をえぐってしまいます。
皮膚は再生する時、かさぶたになる頃にも痒くなりますので、いろいろな痒みが混在してしまいます。しかも爪は雑菌だらけなので、掻く時はせめて手を洗ってからにしましょう。そして爪ではなく、指の腹の部分でカサカサなでるように擦ってみてください。ガシガシ掻きたい気持ちは本当にわかりますが、カサカサ掻いても意外とかゆみは収まりますよ。