医王堂通信
としろぐ

保湿に注意

2011.4.25

うるおいの基は「水分」と「油分」のバランスです。水分も油分も、多すぎても少なすぎても不愉快です。「ちょうど良いバランス」が大事ということです。
しかしトラブル肌の方は保湿にご用心。油分などで蓋をする(保湿)程度を考えて使わないと痒くなってしまいます。
たとえばリスブラン化粧品の場合。
順番に保湿力が強くなります。
ノンEミルキー
ノンEシリーズの乳液。使用感は軽くしっとり。乳液なのでひじょうにつけやすい。しかし乳液はどうしても水と油の比率が不安定だと思うので、皮膚の状態がひどい人にはお勧めしていません。
ノンEクリーム
ノンEシリーズのクリームですが、クリームの割にさらっとツルっとして、べたつかないシットリ感が人気です。とてもよく皮膚になじみます。ご自分で使用時にジネンミストや鎮静、ノンEローションで混ぜて乳液を作ってもいいでしょう。乾燥がひどい場所はさらに重ね塗りですね。
アリメント
ノンEシリーズではありませんが、皮脂膜の代わり。病院で使われるワセリンのような存在です。使用感はしっかり保湿しますが、ベタベタ、テカテカはしません。貼るように、皮膚にそっと乗せるように使うとよいでしょう。水でさらっと流れます。
ひどい人は、油分による保湿はちゃんと相談してから選んでください。リスブラン化粧品を正規で扱っているお店はサンプルがあると思いますので、ぜひサンプルを使ってみてからお買い上げください。
クリームや乳液などが痒くなってしまって使えない人は、油分があまり入っていない美容液などで、保湿するとよいでしょう。たとえば、ナモフシリーズのデュー(リスブラン)アクルのエッセンス(日邦薬品)などを私はよくお勧めします。しかし、それでも痒くなってしまう人は、化粧水ですがヒアルロン酸が入っているノンEローションマイルドだけしか使えない人もいらっしゃいます。
とにかく皮膚の状態のひどい人はちゃんと相談してから選んでください。