―ご存じですか「アンチエイジングの日」―
―ご存じですか「アンチエイジングの日」―
「アンチエイジングの日」が制定されていることご存じでしょうか。
日付は11月14日、「11(いい)」「14(とし)」と読む語呂合わせから、特定非営利活動法人・アンチエイジングネットワークによって制定されました。
生活習慣病を予防する予防医学の定着と、「見た目の若さ」を保ち続ける方法の認知を拡大することがおもな目的で、年に一度、自分の心と体に向き合う日とされています。すこし無理やりな語呂合わせの感じも致しますが。。
よく耳にする「アンチエイジング(anti-aging)」とは「抗加齢」「抗老化」を意味します。
古代ギリシャ哲学者のアリストテレスは
『老化とは乾燥への過程である』と格言を残しています。当たり前のことですが、昔から実感していたのですね。
老化と乾燥の関係はとても密接で永遠のテーマです。しかし自然の摂理でもあります。
例えば、若い頃は水を弾くような肌だったのに・・・と、
肌=粘膜の潤いが無くなってくると意外なところにも影響がでてきます。
・口臭、体臭、加齢臭が気になってきた(乾くから)
・スムーズに便が出なくなった(乾くから、水分摂取量不足ではありません)
・不快な耳鳴りが気になる(乾きとエネルギー不足から)
・髪にコシがなく、白髪や抜け毛が増えてきた(栄養、血不足、要するに乾き)
・最近モノが見づらい(目は肝臓の窓口、肝臓は栄養、血の貯蔵庫)
・口やのどが渇き、しゃべりづらい(乾くから)
・食事がのどを通りにくい(乾くから)
など、「乾燥から始まる老化」は身近にたくさんあります。
一見水分不足なのですが、水分を必要以上に飲んでも潤いません。保水できない理由があります。それは他の要素が必要だからです。それは現代的に言うとコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの保湿成分です。要するに栄養分。ただ、加齢に伴い消化能力の低下、運動量の低下から、食事量も低下するので食事からの栄養では難しくなってきます。生薬は食品よりも能力が高く貴重です。生薬から作られた漢方薬は治療方向の処方と、補う、癒す方向の処方に分かれます。
「乾燥から始まる老化」に対しては、古来よりお殿様、お姫様など上流階級の人々は、様々な努力や研究をしていたようです。それは病気を癒すことと同じ事です。数千年の歴史がある東洋医学の力、自然の力を正しく使うと、皆様が想像しているよりも、実感するはずです。潤い元気になります。
ぜひご相談ください。