医王堂通信
としろぐ
病気になる原因とは
2024.11.18
「自然が病的な時、自然に逆らった時」
私たちは自然に生かされています。
病気になるときはどういう時か。師匠にも教わりますし、昔の本にも書かれています。2023年にも同じような内容で「気象病」について書いています。しつこくてすみませんが、ご覧ください。
○自然が病的な時
最近日本だけでなく、世界中の気候変動が激しいです。
暑くなったり寒くなったりとまるで自律神経失調症や更年期症状のようです。
その地球上で生きているものすべてに影響があり、その変化に対応しなければなりません。
その例が気象病やお天気病、熱中症です。環境に対する適応力の問題です。
困った時には、漢方薬など自然の力を借りてバランスを取ればよくなります。
○自然に逆らった時
動物なのに運動しない。
夜なのに寝ない。
疲れているのに休まない。
忙しさのせいにして、我を忘れてからだの訴えを聞かない。
日焼けするからと、室内にこもる。
美味しいからと何からできているかわからない食べ物を口にする。
お腹がいっぱいなのに、別腹といってさらに食べる。
美容にいいからと、のども乾いていないのに水分をガブガブ飲む。
このように、不自然なことが積み重なると、いずれ病気になります。
不自然なことを減らし、心とからだを鍛えて強くし、病気にならないようにバランスをとりながら生きる事が大切です。
としお
写真は2011年にボルネオ島で見た世界で一番大きな花「ラフレシア」