医王堂通信
としろぐ
「愛玩動物看護を東洋医学的に解釈する」
2025.10.29
昨日は帝京平成大学へ外部講師として講義をしてきました。対象は愛玩動物看護師を目指して勉強中の学生です。内容は『愛玩動物看護を東洋医学的に解釈する』です。
愛玩動物看護師として、多角的な視点を養い、視野を広げることで、より深い理解と成長を実現する力を養うために、東洋医学の概念をお伝えするという趣旨です。
愛玩動物は自立できず、自然に生きていくことも難しい存在です。また、意思疎通が困難なことも多くあります。だからこそ、飼い主や家族である愛玩動物の気持ちを理解するためには、観察力と想像力が不可欠です。東洋医学的な視点は、こうした動物の状態を多角的に捉える助けとなります。
私は学校の先生ではないので、90分の授業でこれらをまとめるのはなかなか難しいですが、学生たちがこの視点を今後の学びに活かしてくれることを願っています。
としお
#漢方 #愛玩動物看護師 #東洋医学 #修行

昔の馬の医師「馬医」のバイブル。脈診やツボなどが書かれています。レントゲンやCT、MRIなどがない時代に人間の五感で診察し、病気を治していったという、人間の知恵と工夫の歴史がすごいですね。


