医王堂通信
としろぐ

今日は休日診療所のお手伝いでした。

2014.8.24

今日は休日急患診療所のお手伝いでした。
診療所では流行の病気も少なく、穏やかな1日でした。
あまりの暑さと、気温の変化で、みなさんクタクタの人も多く見られます。
今年の夏は特に皮膚などの粘膜にトラブルが多い。アトピーなどの皮膚病の人は暑い気温のせいで、炎症は強くなり赤みかゆみがひどくなり、にきびなども悪化しやすい。
腸などの粘膜では、冷たい食べ物や過剰な水分により、うまく腸内環境を整えにくいために、下痢や便秘も起こる。
夏は「火」 対するものは「水」
たとえば太陽の熱(火)が強すぎるとからだは熱を持つので、からだは汗(水)で冷やそうとする。暑さが続き、汗が出過ぎると体液が少なくなり、冷やせなくなり脱水傾向になる。すると、からだの火が強くなる。乾くということ。炎症は火事なので、ふだんから炎症がある人(にきびやアトピーなど)は悪化する傾向になる。
それで脱水を警戒し水分を摂るが、からだの弱い人や病気の状況の場合は、その水分の配分もうまくいかず悪化することがある。水分が過剰になると、逆に冷えてしまい、胃腸の動きを悪くしてしまい、からだがだるく元気がなくなってしまうという悪循環にはまる。腸の中が乾けば便秘。水が多ければ下痢。
きりがないので、これくらいにしますが、太陽にあたる事は冬に備え悪いことではありませんが、日焼けは火傷ですのでご注意くださいね。
お大事に。