医王堂通信
としろぐ
カルシウム=かゆミネラル 化学的に
2008.10.17
カルシウムの皮膚での働きをご存知ですか?
カルシウムと聞いてまず連想するのは、骨、牛乳、小魚などではないでしょうか。実はカルシウムは皮膚でも重要な働きをしています。皮膚ができる角化(keratinization)の最重要過程で角化細胞の細胞膜が酵素エピダーマルトランスグルタミナーゼ(epidermal transglutaminase)によって肥厚しますが、この酵素はカルシウムがないと働きません。
エピダーマルトランスグルタミナーゼは顆粒層で目覚め、カルシウムパートナーを組んで皮膚を作ります。このように化粧品にもカルシウムがよく使われている理由が理解できますね。カルシウムを多く入れている化粧品などは皮膚を丈夫にするため、ということをねらっているようです。
ただし、リスブランのカルシウムラインはカルシウムたっぷりで血流も良くするので、皮膚病トラブル真っ最中の人はお勧めいたしません。かゆみが出たり、毒素が出る場合があるからです。とりあえずはノンEシリーズで赤みが減ったり、かゆみなどが良くなった後、戻らないように、もっと綺麗になるように、アレルギーになりにくい肌にするように、皮膚を丈夫にする為にカルシウムラインはお勧めしております。
このようにカルシウムはとても大事です。食べ物でも積極的に摂りましょう。ただし和食ですよ。日本人は日本人のお腹ですので、和食が正しい食べ物です。カルシウム=牛乳という西洋的な考えはやめ、小魚、海老、海藻、豆類(大豆など)、お味噌、胡麻、などを積極的に食べましょう。ちなみに食べすぎも禁物です。
それとカルシウムを減らす、消費するたべもの。インスタント食品、ジャンクフード、スナック、砂糖が多い食べ物、飲み物、材料が想像つかないお菓子類です。