医王堂通信
としろぐ

心がホッとする入浴剤「氣楽湯」プロトタイプ完成です

2013.12.20

心がホッとする入浴剤「氣楽湯」プロトタイプ完成!
もう少しで商品化の予定です。
医王堂薬局オリジナルブレンドティー 「氣楽茶」
ストレスからくる病状によく使う漢方処方に、半夏厚朴湯、香蘇散があります。この二つの処方には赤紫蘇が入っています。赤紫蘇には抗ストレス作用があると言われ、イライラや心配事などの頭に上ってしまった氣を下げ、温めてくれる生薬です。それにアロマにも使われる陳皮(オレンジピール・みかんの皮)、オリンピックの体操の選手が気を集中させるために使ったとされるエゾウコギ、昔から夜泣きや疳の虫に使われてきた連銭草などをブレンドし、頭に充満しすぎた氣を下におろす、リラックスするハーブティーを東洋医学的な手法でブレンド致しました。
「氣楽茶」はお陰さまで好評で、みなさまに喜ばれております。
そこで、これを入浴剤にして、お風呂でもリラックスできるようにと考えました。夢にまで見るほどに試行錯誤しもう完成間近です。
この写真が「氣楽湯」のプロトタイプです。

最近のお風呂は水から沸かすのではなく、お湯が出てくるので、薬草風呂はなかなか成分が出にくい。そこら辺が苦労しましたが、陳皮を柚子にしたり、粉砕機で粉にしたりといろいろと工夫しました。
お湯を入れる時にはじめから入れてもかまいませんが、鍋などに入れ、熱い湯を注ぎしばらくエキスが出てから袋ごとお風呂に入れて頂いたほうが、香も成分もでるでしょう。
紫蘇と柚子の香りに癒されます。