医王堂通信
としろぐ

「癒し玉」Herbal Salt Ball「塩とよもぎと生姜(or びわの葉)」の塩ボール

2022.10.26

Herbal Salt Ball「塩とよもぎと生姜(or びわの葉)」の塩ボール

私が考案し、手作りで作っているハーブボールの使い方の動画です。

冬らしくなってまいりました。特に寒さは下半身からじわじわ―っと冷えてきます。気温差が激しいので、油断しないようにご注意ください。

秋から冬にかけては命を充電するべき季節です。発散が必要な春から夏とは違うので、過度の「発汗」には注意すべきです。最近サウナやホットヨガが流行していますが、からだや心が充実していない人にとっては強制的な発汗はバランスを崩す恐れがありますのでご注意ください。なんでも温めればよいというわけではありません。何事もバランスが大事という事です。

冷えを改善する方法は様々ありますが、外から温める方法は、昔は炒り塩を使いました。塩をフライパンで炒り、新聞紙などに包んで冷えたお腹を温めました。昔のホカロンですね。私が小さい頃、父がよくお腹を温めてくれました。それを思い出し年老いた父や母のために現代風に作りました。電子レンジでチン!

包み方はアンコールワットに行った時に見つけたカンボジアのハーブ療法で使われるハーブボールの形です。アンコール王朝のクメール人の伝統医療に使われると聞いています。使い方や内容は違いますが、あまりにもかわいいので、参考にしました。

現地でハーバルボールを使ったマッサージを受けましたが、とても気持ちがよかった思い出があります。

私の作ったハーブボールは「塩とよもぎと生姜」、「塩とよもぎとびわの葉」の2種類あります。

生姜(白い紐)のほうは温め重視、びわの葉(オレンジの紐)は根が深い病気や難病に使います。日本では昔からびわの葉療法があり、不思議な力がびわの葉には宿っています。

電子レンジで何度も温められます。

使用するコツは温かさを、じっくりと時間をかけてからだの芯までしみこませることです。凝っているところや痛いところなど血流が悪い所を温めて下さい。流れがよくなります。

汚くなったらお風呂に入れて塩風呂にしてから廃棄してください。

ホカホカと気持ちいいですよ。

としお