医王堂通信
としろぐ
冷え対策に「温灸玉」
2023.11.21
Herbal Salt Ball「塩とよもぎと生姜(or びわの葉)」の塩ボール
私が考案し、手作りで作っているハーブボールの使い方の動画です。
冬らしくなってまいりました。特に寒さは下半身からじわじわ―っと冷えてきます。気温差が激しいので、油断しないようにご注意ください。
冷えを改善する方法は様々ありますが、外から温める方法は、昔は炒り塩を使いました。塩をフライパンで炒り、新聞紙などに包んで冷えたお腹を温めました。昔のホカロンですね。私が小さい頃お腹が弱くてよく泣いていたので、父がお腹を温めてくれました。それを思い出し年老いた父や母のために現代風に作りました。電子レンジでチン!
包み方はアンコールワットに行った時に見つけたカンボジアのハーブ療法で使われるハーブボールの形です。アンコール王朝のクメール人の伝統医療に使われると聞いています。使い方や内容は違いますが、あまりにもかわいいので、参考にしました。
現地でハーバルボールを使ったマッサージを受けましたが、とても気持ちがよかった思い出があります。レモングラスなどのハーブをボールにして蒸して使います。
私の作ったハーブボールは「塩とよもぎと生姜」、「塩とよもぎとびわの葉」の2種類あります。
生姜(白い紐)のほうは温め重視、びわの葉(オレンジの紐)は根が深い病気や難病に使います。日本では昔からびわの葉療法があり、不思議な力がびわの葉には宿っています。
電子レンジで何度も温められます。
使用するコツは温かさを、じっくりと時間をかけてからだの芯までしみこませることです。凝っているところや痛いところなど血流が悪い所を温めて下さい。流れがよくなります。
汚くなったらお風呂に入れて塩&よもぎ風呂にしてから廃棄してください。
ホカホカと気持ちいいですよ。
としお