医王堂通信
としろぐ

肩こり解消のコツ

2005.9.7

肩こりはいろいろな原因があります。
東洋医学的に考えますと、原因は「血」婦人科系の鬱血、「気」ストレス自律神経系、などから考えられます。
婦人科系の理由としては、たとえば「更年期」や、「冷えのぼせ」などで上に熱が溜まっていると血液がドロドロになり鬱血します。この場合は古血(瘀血)を綺麗にする処方を使います。血圧や、コレステロール、中性脂肪なども関係いたします。古血を綺麗にする処方は、芍薬や、牡丹、当帰など綺麗な花の薬草が多く含まれています。
自律神経系ですと、ストレスからの緊張、強張りです。この場合は緊張を緩めて発散する処方を使います。ストレスを回避するために筋肉やすじが強張っていて緊張している状態です。これは緩めて筋肉を温めれば楽になるはずです。
凝りもひどければ、頭痛、偏頭痛の引き金にもなります。
「肩こり解消のコツ」は、まずは凝っている所の血流をよくすることが大事です。オススメは新ノイガンエス(945円)をマッサージするように塗って筋肉をほぐし、その後ドライヤーや温かいおしぼりを乗せて温めても楽になります。当店自家製の痛み止め液(790円)を塗っても楽になると思います。
昔からのやり方ですと、ハッカ油(840円)を数滴、お湯にたらし、そのお湯をひたしたタオルを、おしぼりの代わりに肩に乗せて温めても楽になります。これはスーッとして楽ですね。このやり方は腹痛でも効きます。小さい頃、よくお腹が痛くなったときに父に温めてもらったことを思い出します。
東洋医学では、首は足首と同じ場所と考えています。ということは、肩が凝るからといって肩ばかり揉んだり、マッサージするのは素人さんです。足首が大事です。とにかく歩きましょう。運動不足も原因の一つです。本当は「歩く」ことがいろいろなことに大事なのですが、もしどうしても出来ない方は座って足首を片手で持って、足の指の間に指を組むように手の指を挟んで、片足最低300回、回してください。針、お灸も効果的です。
肩こりには葛根湯が有名ですが、葛根湯は汗が出にくい人で、胃腸が丈夫な人の肩こりに良いのであって、汗のかきやすい人や、舌に白いコケのある人、よく胃薬を飲む人には向いていません。胃腸が冷えていても、上半身と下半身の温度調節がうまく行きませんので、そういう人はお腹を温める処方です。
このように肩こりにもいろいろな原因や対処法がございますので、あきらめずに一度ご相談下さい。