医王堂通信
としろぐ

スピリチュアルロミロミ ハワイにて その2

2011.6.6

朝、ホテルのロビーで待ちあわせ、通訳の女性と迎えに来てくれました。ワイキキ近くの一室でスタート。私の妻も鍼灸師で、マッサージには興味があったので、2人お願いしました。1人にかかる時間は3時間。まずは問診。デリックさんはちょっとだけ日本語交じり。食事の養生のことなどを聞くと、だいたい私が患者さんにお話ししていることと一緒。東洋的でした。ハワイも日本もいっしょだなぁと、そこで一安心。
デリックさんのぶ厚くて温かい手による、手足、足先の痛い痛いマッサージからはじまりました。私は痛い治療が大の苦手なので、今まで避けてきましたが、とんでもなく痛かった。しかしデリックさんいわく、「からだの悪い証拠だからね。痛くしてるんではないですよ。」と。しかし痛かった。足をケアして頂いている時はデリックさんをけっちゃうんじゃないかと思うくらい痛かった。もちろん人によって違うでしょうけど。何度も通えないだろうから、一生懸命集中して良くするためにはしかたがない。ということでした。それにしても痛い。しかし、手足の反射点の調整で、歩いた時、動く稼働域が違ってくる。軽くなるのがわかりました。お腹のことはその場でつらくはなかったので、さすがにすぐにわからなかった。マッサージ中はデリックさんはあくびを盛んにする。それは身体の悪いものをかわりにあくびとして出しているそう。
その痛気持ちいい?マッサージが1時間半くらい?その後は本当に気持ちのいい全身のハワイ流マッサージ、ロミロミ思わず寝てしまいました。そして最後に妻と通訳者を部屋の外に出し、大きく息を吐き続け、お腹のあたりをデリックさんが浄化?してくれて終了しました。最後の浄化はなんだか妙な体験で、身体が暑くなり、今まで感じたことのない、言葉で表現できないものでした。その後、すこし眠り、窓からはハワイの木陰のさわやかな風が入り、シーンとしていて心も身体もすごく落ち着きました。
この時は精神的に病んでいる患者さまが多い年月で疲れきっていて、ハワイに旅行に行ったのに、全然スッキリしなかった。波乗りしても思うように乗れず疲れてホテルに帰ってきて横になっていました。いつもは大好きな海外旅行に行くと、着いた途端に頭のスイッチがOFFになり楽しめるんですが、この時はなんだかゲッソリしていました。デリックさんに癒してもらった後、ホテルに帰り次の日。それはそれはすがすがしい朝を迎えられました。
「なんだか変わった。」「心がしっかりした。」「スッキリした。」「決意できるようになった。」どこがと言われると具体的にはわかりませんが、大げさに言うと人生が変わった。これからの生き方が変わるような気がしました。
帰ってからもなぜかみんなにもそう言われました。「なんか変わったね。スッキリしたね。デリックさんに逢ってよかったね。」と母にも言われました。デリックさんにはとても感謝しています。
スピリチュアルロミロミ ハワイにて その3