医王堂通信
としろぐ

真夏の汗対策 あせも(汗疹)

2016.7.25

2016年 今年の夏は暑いらしいですね。
近年夏は非常に暑く、これも温暖化ということなのでしょうか。私が小さい頃は30度を超えることが少なかったです。
そこで、汗のお悩みのご相談は多くあります。あせも(汗疹)も含めて当店お勧めの汗のケアの事について書きます。
まず汗をかく理由としては。
からだは暑くなる(熱くなる)とからだを守るために、冷やそうとして汗を出す。普通の生理反応です。発汗する原因は皮膚の暑さ(熱さ)や火照りです。「あせも」は夏の暑さが原因で、暑くもないのに多汗症なのは、ストレスやホルモンバランス、自律神経、血の汚れなどの内因性の火照りです。
熱を冷やすには水分が最適です。そのため、汗対策は皮膚を冷やすことも重要です。冷やすことも考えながら汗対策を考えないと、皮膚に熱があるのに汗を止めようとして、制汗剤などで毛穴を閉めようとしても無理があるため、多少の効果しか現れないでしょう。
今回は暑さ、夏の汗のケアです。
皮膚など粘膜が弱い体質の方は汗をかいてしばらくすると、古くなった汗の成分のせいで痒くなったり、皮膚病、あせもになったりします。汗を拭き取ることも重要です。
こだわりの八ヶ岳の女取水を使った化粧品で有名なリスブランの、お肌の弱い人、もしくはトラブル中の人対応のローションを2つご紹介いたします。
まずは 「静」スプレー 50cc(スプレー付) 1500円 500cc(詰め替え用) 3000円 税別

一言で説明すると、綺麗にするローションです。「殺菌」というよりは「優しい整菌」ローションです。汗でお困りのお肌にシュッと一吹き。サッパリと心地よくなります。ローションは水分です。冷やす効果があるため毛穴は少し引き締められます。時間の経過した汗の残りは厄介です。綺麗にしておきましょう。あせもの予防には必須です。
次は 「女取水」 400cc 3900円

ムクロジ、ユキノシタエキスを配合し、汗を酸化しにくくするので、あせもの予防や、汗の臭いをおさえます。できれば、「静」スプレーで綺麗にした後、この女取水でケアして頂くと、さらにサッパリ&しっとりで心地よいお肌になります。
両方とも冷蔵庫で冷やしておくとヒンヤリして気持ちが良いです。
このようなケアをしても「あせも」になってしまう方、もしくはもうガリガリ掻いてすでに「あせも」の方にはケアよりも先にお薬が必要です。当店が昔から自家製剤としておつくりしている「あせも水」がお勧めです。
あせも水  パウダーローション 756円

杏の種(杏仁)のエキスや酸化亜鉛配合です。使用すると酸化亜鉛配合のため、すこし白くなりますが、はやく治ります。白くなるのが気になる方は、日中は上澄みだけ使い、夜は混ぜて使用したらよいでしょう。あせもだけでなく、かゆみや虫刺されにも効果があります。
もっとひどい場合は、軟膏による治療が必要です。あせもには酸化亜鉛配合の軟膏が適しています。それにスーッとするハッカ油、かゆみ止めが配合されています。はやめに治しましょう。
アセモヒフール 非ステロイド 赤ちゃんから大人まで 30g 900円

夏は冬に備えて、太陽による暖かさを充電して下さい。エアコンで冷やし過ぎたり、冷たい食べ物や飲み物が多すぎると胃腸がくたびれるだけでなく、元気がなくなります。しかも、とくに冷え症の方は冬に冷えで困るでしょう。お気を付け下さい。