医王堂通信
としろぐ

神農祭に参加してきました

2025.11.26
毎年11月23日勤労感謝の日は、お茶の水の湯島聖堂の隣、神農廟に祭られている、神農本草経で有名な神農様をお参りに行きます。

私は現在、日本漢方を古くから継承している荒木卜菴先生の弟子の会「方術信和会」で副会長を仰せつかっておりますので、会長とともに参加してまいりました。方術信和会はこの神農祭の継承にも深くかかわったそうです。他には東亜医学協会、日本漢方協会、温知会、日本医史学会、日本内経医学会からは、漢方業界でも重鎮の先生方のご参加でとても緊張しました。

秋らしい銀杏の香りのする中、神農廟を拝見し、神農様に日々のことを感謝をして、その後は講義です。演題「浅田宗伯門下と神農像」渡辺浩二先生のお話でした。歴史的に深いお話でとても面白かったです。としお

神農と湯島聖堂神農刻像
神農は、古代中国の伝説上の帝王である三皇(伏義・神農・女婦)の一人である。中国古典籍によると、初めて農具(鋤・鉄)を作り農耕を人民に教えたという。また、人民が病気で苦しんでいるのをみて、百草を嘗めて医薬を作り、さらに、農作物などと他の物品を交換する市場を設け、交易を教えたという。日本では、江戸時代から医薬の始祖として神農は東洋医学者の尊崇を集めてきたが、交易の神としての神農も商業に携わる人々の間で根強い人気を博し、商業神として現在も各地で祀られている。(斯文会配布資料より)

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