医王堂通信
としろぐ

「漢方の臨床 2015年11月号」に掲載されました。「眼病」

2015.12.9

「漢方の臨床 2015年11月号」に掲載されました。
「眼病」

黄斑円孔の患者さんの治験例を載せましたが、漢方薬局には目の病気のご相談もあります。
漢方薬は、なんといっても数千年の歴史がある医学ですので、毎日その効果に感動しています。目に効く漢方薬があるとはご存知の方は少ないかもしれませんが、目も身体の一部ですから、自然薬である漢方薬で改善できることが結構あります。日本漢方の先輩の医師や薬剤師が経験された書物にいろいろと書かれています。
当店は、ブルーベリーの野生種であるビルベリーを主にし、DHAやマリーゴールド(ルテイン)、枸杞の実、菊花配合のサプリメントも取り扱っていおり、目を癒す「ひとみ茶」も手ごたえはよいですが、あくまで予防的であって、病的な目の症状には漢方薬を使います。

病名がつく眼病から、目がかすむ、乾燥する、充血する、涙が多いなど、軽い症状に対しても、それなりの原因があって起こる症状ですので、正しく対応すれば改善することが可能です。しかしすべての病気が治るわけではありません。
西洋医学で対応できなくても、東洋医学では対応できるということがよくありますので、目の症状でお困りの方は、漢方の専門家に一度相談されてみてはいかがでしょうか?