ご自分の為にお茶をブレンドしてみませんか。
ご自分の為にお茶をブレンドしてみませんか。
医王堂薬局の癒しのお茶シリーズは、私、敏雄が漢方を手作りで調合してきた30年の経験と、自分の好み!の味でブレンドしております。
自分の為にお茶を時間をかけていれる事は、自分の為の貴重な時間になり癒しになります。病気の時にも自分の為に煎じ薬を作るという事は非常に重要で、インスタントの漢方薬を飲むよりも治りが早いと感じます。わざわざ作るという気持ちも効果の1つです。
当店は古くから薬草が好きで続けてきているので、漢方薬だけではなく日本の文化である民間薬も、近代化により忘れ去られないように伝承するために、そのすばらしさを皆様にお伝えしています。以前より「ご自分の為に、癒しの時間としてお茶を楽しんで頂けたらいいな」と考えていました。
漢方薬と違い、身近な植物は、美味しいし、お手軽で楽しいし、西洋のハーブと同じく心やからだを癒してくれます。植物には個性があります。その個性を引き出し、うまくブレンドすると大きな力になります。1種類でも美味しい植物はありますし、ご自分のお気にいりのお茶、例えば緑茶やほうじ茶、烏龍茶やルイボスティー、紅茶、麦茶などにスパイス、フレーバーとして少し加えても気分が変わり楽しめます。お茶としてだけではなく、お料理やスィーツにもアイデア次第で美味しく頂けます。
「美味しい」という感覚は幸せホルモンを増やし、私たちを癒してくれることでしょう。
植物には個性があります。詳しいことはご来店いただければお話いたします。
いずれ時間ができれば、お茶を飲みながら講習会でもと考えております。
今回ご用意した植物はこちらです。
陳皮(みかんの皮):陳とは古いという意味です。フレッシュなみかんの皮とは違い、寝かせると味がでます。お料理にもお使いください。生姜との相性は抜群です。赤紫蘇、よもぎ、柿の葉、薄荷、ペパーミントとともによいでしょう。
柚子の皮:柚子は料理にもお茶の香り付けにも良いです。お茶としては柚子だけのお茶は苦みがでます。よもぎに少量混ぜるとよいでしょう。
赤紫蘇:漢方薬では青紫蘇ではなく、赤紫蘇を使います。これだけでも美味しく、とても癒される香りにホッとします。同じ科の薄荷とかきどおしとの相性が抜群です。
かきどおし:シソ科の植物で昔はこどもの夜泣きにつかわれ「疳取草」と言われていました。シソ科の薄荷や紫蘇と似たようなサッパリした香りが特徴です。
薄荷 ミント:皆さんご存じの和薄荷です。成分のメントールは胃薬や加味逍遙散に配合されます。スースーっと気持ちが良いですね。溜息をしたいときにお勧めです。
ペパーミント:西洋薄荷です。和の薄荷とはすこし香りが違います。
よもぎ:よもぎの温まる香りが癒してくれます。陳皮や生姜との相性がよいです。長く浸しておくとけっこう苦くなります。
もっと種類を増やす予定です。
お茶をいれる水にもこだわる。
私のお勧めのお水は「女取水」です。ミネラルたっぷりの八ヶ岳南麓の天然水をPWS(パンウォーターシステム)で整えてあるので、おなかがぽちゃぽちゃにならない美味しい水です。この水でお茶をいれると、さらに美味しくなります。癒しの時間にぜひお試しください。
としお