スポーツと漢方薬、ドーピングについて
こんにちは。今年は暑さが厳しかったですが、湿気が少ないという特徴がありました。体液はドロドロになり膀胱炎や皮膚病のご相談が驚くほど多い年でした。さて、そろそろ食欲とスポーツの秋です。当店のご相談は様々ですが、生活習慣をお聞きしていると圧倒的に食べ過ぎ、飲み過ぎと極度の運動不足が目立ちます。
私たちは動物であることを忘れないで
私たち動物は運動を怠っていると、しなやかな筋肉や強固な骨は、からだが必要ないと考え減らしていきます。使わないものは自然と退化します。前向きな負荷(ストレス)をかけてあげることでからだはしっかりしなきゃと代謝を上げ、血流を促し、排泄も良くなり食欲が出て、また動く力が養われます。おそらく来年の夏も暑いでしょう。積極的に「楽しく!」継続して動き、努力によって手に入れたからだは1年後、自信に満ち溢れたものになっていることでしょう。からだを鍛えると精神も強くなります。なるべく自然の中で、「筋肉を意識」して「心拍数があがる」動きがよいでしょう。何事もバランスです。見せかけだけ一部分の筋肉を鍛えられたとしても、他の筋肉や、骨や軟骨とのバランスが悪ければ、そのトレーニングを継続していないとすぐに戻ってしまうはずで、しかも限界があるでしょう。本当の強さにはならないはずです。私はその専門ではないので詳しい事は専門家にご相談ください。
漢方薬とスポーツ
漢方薬は整形外科的な腰痛、肩の痛み、関節痛のご相談も多くあります。意外にも骨折や打撲、捻挫などの外傷に使う処方があります。上手に漢方薬を使うと治りが早くなり、その後の後遺症もおこりにくいと数千年前より伝えられています。スポーツ時の怪我も一度ご相談ください。ただし、早めの対応が必要です。
怪我や手術をした後は毛細血管や細胞が傷つきあざができます。このあざのことを東洋医学では瘀血(滞った血液)と考えます。細胞が破れると出血し、からだは止血するために凝固し傷をふさぎ、その後修復作業に入ります。この病気のステージによって治療法が変わります。怪我の直後は冷やして止血します。状況によりますが三黄瀉心湯や黄連解毒湯など熱をとる処方で止血。大黄の使い方が腕の見せ所です。これは初期対応です。しばらくして落ち着いたら次は滞った血液や浸出液を流して修復へ向かい、血流を良くします。その時は桂枝茯苓丸や治打撲一方、桃核承気湯など程度によって使い分けます。
日常的なスポーツに対する使い方としては、登山する方に有名な芍薬甘草湯はこむら返りに速攻で効きます。息切れやクタクタには速攻で心肺機能を上げるセンソ製剤、運動時のスタミナをキープする牡蠣肉エキスや馬の心臓エキス(自然で強力なプロテイン)、もしくは、普段積極的に運動している方は、キヨーレオピンや瓊玉膏、亀鹿霊仙廣も効果的です。
ドーピング
ドーピングとは「スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとする行為」のことです。禁止薬物を意図的に使用することだけをドーピングと呼びがちですが、それだけではありません。意図的であるかどうかに関わらず、ルールに反する様々な競技能力を高める「方法」や、それらの行為を「隠すこと」も含めて、ドーピングと呼びます。
ドーピングは、自分自身の努力や、チームメイトとの信頼、競い合う相手へのリスペクト、スポーツを応援する人々の期待などを裏切る、不誠実で利己的な行為であり、ドーピングがある限り、そもそもスポーツはスポーツとして成り立つことができません。(JADAホームページより)
スポーツファーマシスト ご存じですか?
私たち薬剤師は薬の専門家なので、病気のために薬を使用しているアスリートが、知らないうちにドーピングに引っかからないよう注意しています。私は漢方薬で負傷者のケアをするので、アスリートにも強力なお手伝いができると考えていました。そこでスポーツファーマシストになりましたが、ドーピングに使われる薬剤は成分表示です。漢方薬は薬草の複合体なので、すべての成分がいまだにわかっていません。そのため、ドーピングには引っかかりません、とは残念ながら説明ができないのです。
残念。。。
青葉台には日本体育大学があります。監督から相談しておいでと、選手たちのご紹介を受けますが、実は、なかなかもどかしいのです。高ランクの選手は抜き打ちで自宅にドーピング検査に来たりと繊細なことなのです。
プロスポーツ選手やドーピング検査レベルの選手にサプリメントは?
スポーツ用のサプリメントはテレビでも宣伝していますが、アンチドーピング認定されている製品は認定検査を数か月おきに報告するなどコストがかかるので数が少なくなります。ビタミンやプロテインの合成品よりも自然が作りだした製品の方がエネルギーが豊富でバランスがよい。そこでアスリート向けに厳密に作られた製品が「OYS」です。中身は海のミルクと言われる牡蠣を濃縮したもので、日本では「精がつく」食べ物の代表です。
アンチドーピング認定商品では貴重な46社のうちの1社の製品です。過度の運動は肉体にはストレスになります。アスリートの能力を上げるというよりも、怪我をしないように、アスリートを守るという目的です。牡蠣肉エキスは病気の方や疲れている方、お酒に弱い方にも使います。トップアスリートは認定サプリでないといけませんが、ドーピングのチェックを受けない人は、漢方薬でもサプリメントでも筋肉痛やスポーツ貧血、スタミナ切れなど様々な目的に対応いたしますので、ぜひご相談ください。
私も日に日に老化を感じています。年をとると特に下半身から弱ってきます。足が冷える、つりやすくなった、足首や股関節が硬い、夜間尿、精力不振などは東洋医学でいう「腎」(下半身)の弱ってきた証拠。OYSをいろいろなスポーツ時(ハイキング、サーフィン、ランニング)に試してみましたが、足がつることも無くなり、持久力がアップしました。スタミナが足りないという時にはぜひ。 としお



このマークが重要なんです!
アスリートの方は覚えていてくださいね。

写真は2023年春 ゲーテも通ったと言われるスイスの温泉地「ロイカーバート」
トリカブトも芽吹いていました。
現在の景色Webcam